9月〜10月の茶花
つわぶき
キク科 
山野のやや湿ったところにはえる
多年草。茎は細長く縦に線があり
いくつかに枝分かれする。葉は長
い楕円形で周りは鋸歯があって茎
に数多く互生している。花の色は
白から淡紫色のものがあり、「よ
めなぎく」によく似ていて間違い
やすい。
のこんぎく
しろほととぎす
ぎんみずひき
しゅうめいぎく
トレニア(なつすみれ)
ねむ
しらさぎかやつり
9月は花野(秋草が一面に咲き乱れている様)ですが、台風のシーズン
でもあるので棚上の花の管理が大変です。
本来、9月の花である、岡虎の尾・藤袴・松虫草・秋海どう・等は我が
家では既に咲き終わってしまいました。

キンポウゲ科 
山中の樹林の中に自生する多年草
「さらしな」というのは若葉を茹
でて水に晒し食用したのでこの名
がつけられた。茎の先に長い花茎
を出して白色の花が咲くさまは、
白いブラシの様でもある。
さらしなしょうま
キク科 
暖かい海辺に自生する多年草。
茎も葉も「ふき」に似ていて、葉
は光沢があり、濃い緑色で厚くて
堅い。古名の艶蕗(つやぶき)が
「つわぶき」になった。春先の葉
柄は食べられる。
しろしきぶ
クマツヅラ科 
落葉樹で6月頃にあまり目立たな
い淡紫色の小花を咲かせ、花のあ
と小さな丸い実がつく。これは、
白種です。
キク科 
中国原産の多年草で秋の七草の一
つとして知られている。本来は淡
紅紫色なのに、種がこぼれて咲き
出し、白色なのですが?
ユリ科 
山林や川のほとりなどで、一般
によく見られる種類。
ほととぎす
ユリ科 
花弁に現れる紫色の斑紋を、鳥の
ホトトギスの胸の斑紋に見立てて
この名がある。
多年草で種類が多い。
これは清楚な白花種。
キク科 
あざみの仲間は大変多く、春〜秋
まで長い期間咲いている。
葉はギザギザしてさわると痛いし、
花はバサバサ頭のようで、紅紫色
春咲くのが「のあざみ」で、夏〜
秋にかけて咲くのが「おにあざみ」。
あざみ
タデ科 
水引(赤い花)とともに紅白とし
てよく使われ、十月頃まで咲いて
いるので、茶席の花として重宝が
られている。
水引は7月〜8月の頁に掲載して
あります
キンポウゲ科 
原産地は中国や台湾。
京都の貴船山に多く自生が見られ
るため、貴船菊ともいわれ、高さ
50〜100センチくらい。根元
の葉は大きく、ぼたんの葉に似て
掌状に裂けている。紅紫色もある。
ゴマノハグサ科 
一年草で花形がスミレに似ている
のでこの名がある。
秋には葉が紅葉するので、葉を眺
める楽しさもある。
マメ科 
我が家のはブラジル原産で「カリ
アンドラ」の名がついている。
小枝に小さな数多い小葉が並んで
いて、夜になると眠るように葉を
閉じてしまう。
枝先に鳥の毛のような柔らかな紅
色をおびた花を咲かせる。
カヤツリグサ科 
半耐寒性の多年草
キキョウ科 
秋の七草を万葉集では「萩が花
尾花葛花なでしこの花女郎花ま
た藤袴朝貌の花」と詠まれてい
る朝貌の花が「ききょうの花」
であることは定説となっている。
今年(16年)は早めで7月に
咲いたので、入れ替えました。

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ききょう
ユキノシタ科
高山のやや湿った岩の上などにはえる
多年草。
花は白色で花弁が細く、上の3枚は小
形、下の2枚は細長く両足を開いたよ
うに垂れ下がっている姿が大の字に似
ているためこの名がある。
茶花へ
3月〜4月の茶花へ
5月〜6月の茶花へ
7月〜8月の茶花へ
こはくほととぎす
交雑種で栽培が容易 
ふじばかま
きつりふねそう
ツリフネソウ科 
山麓などの湿ったところに群生す
る一年草。初秋の頃、茎の先に花
柄をのばし変わった形の花を咲か
せる。花は3枚の蕾片と3枚の花
弁があり1枚の蕾片は大きな袋状
となって、船のような形をしてい
る。

11月〜12月の茶花へ
1月〜2月の茶花へ
だいもんじそう