3月〜4月の茶花
キク科の一年草でキンセンカ
の仲間
学名のカレンジュラは月の初
めの日を意味し、冬の寒さに
強く毎日いつでも咲いている
ということからつけられた。
ユリ科
中国原産の球根草で葉は細長く先がつ
るのように巻いている。花は釣鐘形で下
向きに咲かせる。つぼんでいる姿は貝の
ようなので、この名がついた。
バラ科
山峡の渓流沿いに束生する
落葉樹、花は4弁で格調高い。
古くから、風に長い茎がゆれ
動くところから「山振」とも
書かれることもある。
たんちょう草
みやまおだまき
キンポウゲ科 多年草
つむいだ糸を巻きつけるもの
を「おだまき」というが、花
の形が似ているため名づけら
れた。
おきなぐさ
西北の棚上の鉢にも、4月にはいろいろな花が一斉に咲き出して
きます。なかには消滅してしまう花もあります。
ケシ科
多年草で少し小さめな淡紅色の
花が並ばずに固まって咲いてい
ます。
姫けまんそう
ケシ科
仏像の頭を飾るものを華鬘というが
枝に多くの花が垂れ下がっている姿
がこれに似て名がついた。
また、花の姿が金魚のように見られ
るところから別名「鯛釣草」とも呼
ばれている。
けまんそう
センリョウ科
山林の中の半陰地に自生する多年
草で4月頃に未だのびきらぬうち
に4枚の葉に包みこまれるように
して白い糸状の可憐な花を1輪咲か
せる。別名「眉はき草」ともいわ
れ、小さな化粧道具に花の形が似
ている。
冬知らず(カレンジュラ)
キンポウゲ科
多年草で6枚の花弁を垂れ下げるように咲く。花の後、細長いメシベが銀色に光り、能狂言に出てくる白いヒゲをつけた老人を想わせる。
しゃが
花は白紫色で真中にオレンジ色
の斑点があり、黄色の突起があり白い蝶が群れ飛んでいるように見えるので「胡蝶花」の別名
がある。
アヤメ科
ひとりしずか
しろやまぶき
ユキノシタ科
白い花を密集して咲かせる。
大きな葉が「やつで」に似て
いるので「岩やつで」の別名
がある。
しょうじょうばかま
ユリ科
常緑の多年草で葉は細長く輪状に地面
にひろがっている。この葉の中心から
花茎をのばして新葉の出る前に花火の
開いたような淡紅色の花を咲かせる。
能などで見る猩々という真っ赤な顔を
している架空の動物があるが、その赤
い花を顔に輪状につく根元の葉を袴に
見立ててこの名がつけられた。
つるにちにちそう
キョウチクトウ科
宿根草で、るり色の美しい花が
魅力的。
ぬれ縁の下などに植え、間近で
花を楽しみたい。
やまぶき
一般的な黄金色の花を咲かせ人家
の庭に多い。高さは2メートルく
らいに数多く束生する落葉樹。
花は5弁。
いちりんそう
キンポウゲ科
山裾の樹林の下に生える多年草。
葉は羽状に切れこんでいる。
1茎に1輪の花を咲かせるのが
一輪草、2輪咲くのは二輪草と言
われている。