7月〜8月の茶花
ぎぼうし
ラン科
茎の高さは15〜30センチ
ほどで茎の上の方には白い毛
が密生している。花はピンク
の小さなものが茎に巻きつく
ように先の方へ穂状にねじれ
て咲く。
別名「もじずり」
ねじばな
はんげしょう
そうたんむくげ
あがぱんさす
ききょう(白)
マツムシソウ科
本来は9月頃から菊状の青紫色
の3〜4センチほどの花を咲か
せる。一寸早めに咲きました。
おかとらのお
キキョウ科
紫のききょうは9月〜10月に掲載
していますが、今年(16年)は早
めで7月に咲きました。
サクラソウ科
初夏の頃から茎の先に白色の5裂
する小花をいっぱい穂状に咲かせ
る。この形が虎の尾に似ているので
名づけられた。
気温の上がるこの時期に梅雨による充分な水分を受け、勢いよく成長する
茶花たち、やがて、酷暑を迎えるこの時期の茶花が数少ないので、少しづ
つ増やし育てていく予定です。
ユリ科
夏のはじめ頃、花茎の先に淡
紫色のラッパ状の花をいくつ
か咲かせる。
この芽がのびはじめた頃の形
が宝珠に似ているので名づけ
られた。
ドクダミ科
湿地に自生する多年草、梅雨が
あがる頃、花が咲くので「半夏
生」の名がある。花は白い小花
で、上部の葉が2〜3枚白くな
るので、花よりも、この涼しげ
な葉をいけることが多い。
ガガイモ科
南アフリカ原産
かわいい小花をつけていますが
花後の実はとげとげをもつ大きな
風船です。
なずな様から戴きました。
ムクロジ科
北アメリカ原産の帰化植物で6月〜9月
頃に小さな白い花を咲かせ、花の後につ
ける果実の形が紙風船に見えるところか
ら、この名が付いた。
カズラ(葛)はつる状をなすつる草類の総
称。なずな様から戴きました。
だいこんそう
バラ科
多年草で、高さ50センチ位で全
株に短毛を密生する。茎の下の葉
は葉柄が長く、ダイコンの葉に似
ているため、この名がある。花は
黄色5弁花をつけ、一つの花の中
に多数の雌しべがある。
やぶみょうが
ツユクサ科
樹林の薄暗いところに自生している
多年草。葉がみょうがに似ているの
で、この名がある。
茎が50〜70センチほどに直立し
てのび、茎の上に白い小花を数個ず
つ固って5〜6段の層をつくって咲
く。花が終わった後、淡緑色の丸い
実がつく。
しゅうかいどう
シュウカイドウ科
中国原産の多年草でやや湿った
日陰にはえ、節と花枝は赤色を
帯びている。葉は厚味のあるハ
ート形。
花の形が「かいどう」に似てい
て秋咲くところからこの名があ
る。今年は早めに咲きました。
しおん
きんみずひき
バラ科
多年草で葉は茎に大小ふぞろい
の葉が数対もついていて、細い
枝分れした茎の先に黄色の小花
を穂状に数多く咲かせる。
ナデシコ科
白花種です。昨年は9月頃に消滅
を免れてようやく咲きましたが、
今年は早めに咲きました。
かわらなでしこ
かわらなでしこ
ナデシコ科
秋の七草の一つとしてもよく知
られている山野に咲く多年草。
葉は柳の葉のように細長く対生
している。花は5弁で花弁の先
は美しく裂け、薄ピンク色。
今年は消滅しそうで心配でした
が咲いてくれました。
つゆくさ
ツユクサ科
葉は笹の葉に似て対生している。
葉の間から2枚の貝の殻を広げ
たように鮮やか青色の花を咲か
せる。露を含んだ花として名が
ある。
花がちぢんでいる変種です。
シソ科
茎は四角形で、葉は長い柄がつい
ていて対生している。茎の上部で
枝分かれしてその先に花穂をつけ
いくつかの段となって輪生して淡
紫色の小花を咲かせる。
あきのたむらそう
アオイ科
印度、中国原産の落葉低木
葉は互生していて卵形、先が3
片に裂けている。
白、紅、紅紫、淡紅色など種類
が多い。白花で底の紅のものを
宗旦木槿とよばれている。
ユリ科
南アフリカ原産
ランのように大きな葉の間から
太くて長い花茎を伸ばし涼しげ
なブルーの花を群がりつける。
茶花ではないが稽古では使う時
もあります。
ユリ科
黄赤色の八重咲の花を開く。
古名をわすれぐさと呼ばれて
いるが中国ではこの花を見て
愁いを忘れるという故事があ
る。
やぶかんぞう
まつむしそう
キク科
北アメリカ原産の多年草。
葉は長い楕円形でとがっている。
茎の先に小さな葉をつけた枝が
いくつかに分かれ、薄紫の花を
開く。友禅染のように美しいの
でこの名がつけられた。
ゆうぜんぎく
紫金唐松
みずひき
タデ科
やや湿った山道で見かける多年草
で、茎は針金のように細く、高さ
が50〜80センチくらいにのび
る姿が水引に似ているので名づけ
られた。茎の中程から点々と米粒
くらいの赤い花を咲かせる。
キク科
茎が高く150センチほどに伸
び上の方に数多い枝をつけて、
菊の花に似た3センチくらいの
淡紫色の花を沢山咲かせる。花
の中心が黄色。
やぶらん
ユリ科
葉が蘭に似ていて藪にはえるので
この名がある。
葉の間から40センチくらいの花
茎をのばしてその先に穂状に紅紫
色の小花を沢山咲かせる。
花のあと、緑黒色の実がつく。
キンポウゲ科
湿った山中の樹下に生える多年草で
茎の上部が紫色で、葉は倒卵形の木
葉が沢山集まり長い葉柄の先につい
て互生する。がくが花びらに見え、
やくが黄色い花の径8ミリくらいの
小花です。
(茶友のちぇしゃさんにお調べいた
だきました。)