「七施の会」茶会は、お客様を招いて一会を催すことによって「無財の七施」
の実践を目標として行われているようです。
人間としてあるべき姿を示した「無財の七施」とは、
「和顔施」・・・にこやかな笑顔で人に接すること。
「眼施」・・・・心は厳しく眼差しはやさしく。
「身施」・・・・小さなことでも、身をもって他人の役に立とうという気構
え。
「心施」・・・・思いやりの心、譲り合う心、すすめ合う心。
「房舎施」・・・お互いに譲り合う場を貸したり与えたりすること。
「床座施」・・・自分の席を譲って差し上げること。
「言辞施」・・・「ようこそ」とか「お元気ですか」、「お先にどうぞ」な
ど人の心の疲れを癒す言葉の情け。
常に謙虚な姿勢で「させて頂いている」という気持で積極的に実践したいも
のです。