11月16日(第3木) 月 釜
小春日和の暖かい一日でした。社中の生徒とお伺いいたしました。
待合には茶臼・茶葉の用意がされていて、自分で臼を挽いた抹茶で自服で一服・・・・・
茶臼を挽く音は低く滑らかで、ほど良くt抹茶が擂れていて美味しくお薄をいただきました。
濃茶席では、床に茶壷が荘られており、ご亭主が茶壷の網を外し、口緒を解き、口覆と
壷を拝見に廻してくださいました。
炭点前を拝見し、美味しいお善哉を頂戴した後クライマックスのお濃茶を頂戴いたし至
福 のひとときでした。
お薄席は向切の逆勝手点前で、大阪からお取り寄せのお干菓子で薄茶を頂戴いたしました。
9月7日(木) 月 釜
朝夕の虫の音に秋の気配が感じられる季節になりましたが、残暑厳しく蒸し暑い一日で
した。
小間での濃茶席は、芋頭の粉引水指・初雁のお菓子・・・と秋の風情一杯のお席に、41
年振りに親王ご誕生ということで、「麗日発光華」のお軸・鶴蒔絵(コウノトリ)の香合と、
お目出度いお道具も取り合わされていました。
広間は立礼のお薄席で、「無事」のお軸に、無病息災を願い、六瓢蒔絵の棗・瓢形の水
指・瓢の花入と瓢づくしでした。
10月5日(木) 月 釜
生憎の雨の日でしたが、楽しみにお伺いいたしました。
お薄席はお茶道具屋さんのお席でした。やつれ風炉や侘びた雰囲気の四方釜・相馬焼
の水指等名残の月らしいお取り合わせでしたが、その中に悠仁親王ご誕生お祝の高野槙
の色絵茶碗や干菓子盆等も織り交ぜてあり大変楽しませていただきました。
濃茶席は中置の逆勝手点前でした。お軸の「円相」を月に見立て、釣花入の「柴船」に
菓子の「束稲」を乗せ大渡し(替茶器)を・・・・空からは雁の音(茶杓 雁がね)が・・・
秋気配が目の前に広がりました。
大渡しの替茶器は表千家不白流祖お好みのものでした。
茶入は土屋家伝来の広沢茶入でした。