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月 釜・・・茶 事
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11月16日(第3木)  月 釜 
  小春日和の暖かい一日でした。社中の生徒とお伺いいたしました。
  待合には茶臼・茶葉の用意がされていて、自分で臼を挽いた抹茶で自服で一服・・・・・ 
 茶臼を挽く音は低く滑らかで、ほど良くt抹茶が擂れていて美味しくお薄をいただきました。 
  濃茶席では、床に茶壷が荘られており、ご亭主が茶壷の網を外し、口緒を解き、口覆と 
 壷を拝見に廻してくださいました。
  炭点前を拝見し、美味しいお善哉を頂戴した後クライマックスのお濃茶を頂戴いたし至 
 福 のひとときでした。
  お薄席は向切の逆勝手点前で、大阪からお取り寄せのお干菓子で薄茶を頂戴いたしました。 

3月26日(日) 茶飯釜の茶事
  裏千家の先生に茶事のお招きをいただき、当日のご趣向をあれこれと想像し、ワクワク
 しながらお伺いさせていただきました。
  春霞の中で、茶本来の侘びの風情そのものの田舎やの雰囲気での茶飯釜のお茶事で
 した。謡曲「隅田川」のテーマで、ご飯が炊けるまでの間、先生が「隅田川」の謡をご披露
 して下さり、一瞬その時代に身を置いたような不思議な感を覚えました。
  お懐石も大変美味しく、至福の一日を過ごさせていただきましたことに感謝いたします。


            床     「福寿海無量」
            香合    浜千鳥
            花入    舟
4月6日(木)  月 釜  
  今月は広間にて「花月」・小間にて「濃茶・続薄茶」でした。  
  「花月」はお流儀が違いますが、結構それなりに楽しんでやらせていただいており
 ます。
  今日は、「炭付花月」と「茶通箱付花月」をさせていただきました。
  今から200年位前に当流の流祖とその師 如心斎 が共に昼夜十数余年の歳月を
 かけて完成した七事式の内の「花月」なのに、席入りの仕方やら折居の扱いやら、そ
 のほかいろいろと当流とは大変な違いがありました。
  しかし、七事式中最も変化に富む「花月」は五人が心を一つにして行うので本当に
 楽しいものです。
6月1日(木)  月 釜
  今月は小間にて「濃茶」・広間にて「茶箱」のお点前でした。
  茶箱点前は「色紙点」で、裏千家の十四世家元が創案された点前だそうです。御所籠 
 に四枚の古帛紗・茶巾箱・二個の茶碗、その他茶箱点前に必要な道具を入れてする点 
 前で、道具がすべて大津袋・網袋・袋・仕服などに入れられていて、大変難しいお点前 
 でした。
  四枚の古帛紗と茶巾箱などの道具の配置が色紙を散らしたようになるところから色紙 
 点前と名付けられたそうです。 
7月6日(木)  月 釜
  小間にて「濃茶」・・テーマは「山開き」でした。床には「山色清浄身」のお軸・水指に
 は地色に山模様を思わせるような釉が掛かっていました。その他種々のお取合わせに充分 
 に清らかな涼感を満喫いたしました。
  広間は立礼席の薄席で、テーマは「七夕」でした。寄付の床に天井まで届くような大き 
 な笹が掛けられてあり、短冊と筆が用意されていて、入席を待つ間に願いを記し「笹飾り」 
 を楽しみました。本席のお軸は「滝 銀河三千丈」・・・棗は三光棗でした。お菓子は「織 
 姫・彦星」をイメージした串団子で、大変美味しゅうございました。

9月7日(木)  月 釜
  朝夕の虫の音に秋の気配が感じられる季節になりましたが、残暑厳しく蒸し暑い一日で
 した。
  小間での濃茶席は、芋頭の粉引水指・初雁のお菓子・・・と秋の風情一杯のお席に、41
 年振りに親王ご誕生ということで、「麗日発光華」のお軸・鶴蒔絵(コウノトリ)の香合と、
 お目出度いお道具も取り合わされていました。
  広間は立礼のお薄席で、「無事」のお軸に、無病息災を願い、六瓢蒔絵の棗・瓢形の水
 指・瓢の花入と瓢づくしでした。

10月5日(木)  月 釜
  生憎の雨の日でしたが、楽しみにお伺いいたしました。
  お薄席はお茶道具屋さんのお席でした。やつれ風炉や侘びた雰囲気の四方釜・相馬焼 
 の水指等名残の月らしいお取り合わせでしたが、その中に悠仁親王ご誕生お祝の高野槙 
 の色絵茶碗や干菓子盆等も織り交ぜてあり大変楽しませていただきました。
  濃茶席は中置の逆勝手点前でした。お軸の「円相」を月に見立て、釣花入の「柴船」に 
 菓子の「束稲」を乗せ大渡し(替茶器)を・・・・空からは雁の音(茶杓 雁がね)が・・・ 
 秋気配が目の前に広がりました。
  大渡しの替茶器は表千家不白流祖お好みのものでした。
  茶入は土屋家伝来の広沢茶入でした。