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表千家不白流栃木県支部 創立55周年記念茶会
花入 朱銅 香取秀眞造 
堆朱山水図
濃茶席
床    当代筆 清風生蓬莱  共箱  
花入    備前 丸壺         藤原啓造 
香合    沈金桐紋様        前志芸男作
風炉釜  唐銅鬼面          角谷與斎造  
棚    当代好  白和棚
水指    染付山水 図       川瀬竹志造
茶器    蜀江小紋吹雪       清瀬一光作 
茶杓    当代作 銘 萬年松 筒箱共 
茶碗    御本 
 替    杜若            加藤幸兵衛造
蓋置    七世宗順好 青楽立鶴  覚入造 
建水    竹溜塗           川瀬表完作
菓子    やしおつつじ        志むら製


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平成18年4月23日(日)
  日光田母沢御用邸において、栃木県支部創立55周年記念茶会 
 が催され、御家元様奥様をはじめ沖縄・九州・四国・愛知・大阪・山梨・東京・埼玉・茨城の
 各支部から多勢の会員の皆様が参加されて大変盛大でございました。
  栃木県支部の支部長様、支部の皆様には大変お世話になり感謝申し上げます。 
  足利の回船問屋、長吉右ヱ門が流祖不白翁のもとで茶を楽しみ、三代目は物外軒白翁と称し 
 三世眉山宗匠に手ほどきを受け、四世仙渓宗寿宗匠の門に入り、生涯を茶道に精進したそうで、
 茶道が盛んになり不白ゆかりの茶室「物外軒」が遺されています。
※  旧日光田母沢御用邸は、明治32年に大正天皇(当時 皇太子)のご静養のため造営さ
  れた国内最大級の木造建築物で、大正期に大規模に増改築され、平成15年12月に国の
  重要文化財として指定されたそうです。

    和鏡点の東・半東は男性で二人の意気がぴったりと揃い、凛凛しく颯爽としていて大変素
   晴らしい様でした。
    茨城支部の私達は一席目が薄茶席・二席目が立礼席で、二席目にお家元様奥様とご一
   緒させていただきました。
    一席目と二席目は撮影を控えておりましたら、三席目の濃茶席ではご親切に「どうぞ、お
  撮りになってもよろしいですよ」とのお声が掛かりましたので、感謝して撮影させていただき
  ました。
   流祖作のお道具を間近で拝見し、手に触れ、最高に至福の一日でした。 
   茶会後、鬼怒川の「あさやホテル」にて全員が一同に会し祝宴をいたしました。その後19
  時30分に「あさやホテル」を出発し、23時頃帰宅いたしました。  
立礼席(和鏡点)
         床    当代筆  扇面 只一心  共箱  
         花入    大樋 筒           十代長左衛門造 
         棚    当代好  炉の立礼卓 
         釜    浜松地紋真形釜        角谷一圭造
         水指    当代好 染付雲鶴図手桶割蓋水指 
                              川瀬竹志造 
         茶器    住吉蒔絵大棗          一后一兆作 
                同              和田瑾斎作 
         茶杓    宗種刀自筒箱共         山瀬検校作 一双
         茶碗    竹の絵 金と銀  一双    永楽善五郎造
          替    薩摩 松の絵   一双     沈寿官造
         蓋置    天命金銀彩家紋蓋置  一双   当代箱
         建水    曲 内朱  一双
         菓子    竜頭の滝             志むら製        
薄茶席 
 茶碗    流祖作 赤楽 銘 不老   七世宗順箱  
   替    対州御本    銘 若嫁 
   替    益子焼            浜田庄司作 
 蓋置    眉山宗寿作 竹  炉風炉一双の内
 建水    木地曲
 菓子    花衣       志むら製
茶入 黒楽 銘 面壁 
           流祖作 
茶杓  銘 花  流祖作
仕服  鳳凰紋緞子
白楽水指   流祖造
   無意気時添意気
   不風流処也風流
    
風炉釜 不白好菊桐紋透木
        大国藤兵衛造
青山元不動  流祖筆
白雲自去来  流祖筆