参考文献 講座資料
筑波山地域ジオパーク名所巡り
平成29年6月24日(土)
第二回 粘土と人の今昔 の講座に参加しました。
かすみがうら市 松山瓦窯跡➡石岡市 太田焼➡石岡市 国指定瓦窯跡➡石岡市
桜井瓦工業➡桜川市 真壁伝承館(堀ノ内窯跡群資料)➡笠間市 向山窯 の順に
巡ってきました。
かすみがうら市 松山瓦窯跡
松山瓦窯跡は、現在の志筑小学校の南側斜面に存在していた奈良時代の瓦製作遺
跡で、瓦の焼成を行った窯跡地区、瓦を成形していた工房地区が谷津を隔てて存在
していたそうです。車中での説明でした。
石岡市 太田焼
石岡市太田には、江戸時代初期から昭和二十年代に至るまで、神社の境内に安置
される祠や神社仏閣を飾る擬宝珠、参道に奉納される燈篭などを製作していた一族が
いました。
彼らは代々「瓦氏 藤岡」を名乗り、「太田焼」の名を冠した瓦師集団として活動
していました。
藤岡氏最後の「瓦師」である「藤岡宗助氏」の孫にあたる藤岡充氏は現在八郷で「ほう
ろくや」という「しし鍋屋」を営んでいます。宗助氏の遺作を大切に保存、伝えています。
太田焼のことについていろいろなお話を聞かせていただきました。
桜川市 真壁伝承館(堀ノ内窯跡群出土遺物)
茨城県内における須恵器窯の操業開始時期は、古墳時代後期以降と考えられている。
しかし、この頃の製品が一般庶民の手にわたることは少なく、有力者層の為の特別な存
在でした。
奈良時代初期頃、新治窯(土浦市)や木葉下窯(水戸市)、堀ノ内窯(桜川市)等の
大規模窯が操業を開始し、一般庶民に須恵器が行きわたるようになりました。
この日は伝承館内に展示されていた「堀ノ内窯跡群の出土遺物」を拝見しました。
社長さんに瓦の出来るまでの工程を説明していただきました。
石岡市 桜井瓦工業
石岡市 瓦塚遺跡・・・平成29年6月に国指定になったばかりでした。
大分朽ち果てていました。
太田焼の祠
真壁伝承館
第3号窯跡
「瓦師 藤岡」一族の菩提寺 善光寺
笠間市 笠間焼(向上窯)
向上窯を営んでいる伝統工芸師の方の笠間焼についてのお話を聞かせていただきま
した。
石岡市半ノ木に所在する葉彦稲荷神社