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参考文献 講座資料
筑波山地域名所巡り
  石の百年館      
      先人たちが100年以上にわたって築き上げた稲田地区の採石の歴史を広  
     く後世に伝え、未来へ向けて100年先の発展につなげたいという願いが込め 
     られています。
      館内には稲田石にまつわる貴重な資料がわかりやすく解説・展示されていま 
     す。
4 三村山極楽寺        
    三村山極楽寺は、つくば市小田地区の宝篋山南麓に所在した寺院 
   で、鎌倉時代に入り僧の忍性によって「律宗寺院」となり、関東地方 
   における律宗の一大拠点として小田氏の外護を受け整備・拡張が行 
   われていった。
    「大蔵派」と呼ばれていた一派が、忍性と深く関わりがあり、三村
   山極楽寺周辺に優れた石造物を制作していた。
    石造地蔵菩薩立像や石造五輪塔や石造宝篋印塔等(関東地方に 
   おける最古級)   
平成29年5月27日(土)   
  第一回 石材加工の歴史 の講座に参加しました。          
  
  、石岡市、土浦市、つくば市、桜川市、笠間市の各名所を学芸員の先生に案内していた 
  だきました。   
  石切山脈       
     笠間市には稲田石の砕石場があります。周辺地域では江戸時代以前から稲 
    田石が使用されていました。明治時代以降、「鍋島彦七郎」の働きにより稲 
    田駅が開業し、全国へ向けた販路の拡大が可能になり、東京駅や最高裁判所、
    日本銀行、国立博物館等の国を代表する近代建築物に使用されています。
     1950年(昭和25年) 茨城百景に選定される。
 頭白上人五輪塔           
    土浦市小高地区には、高さ364cmを計る筑波山周辺で最大級の五輪塔(花 
   崗岩製)が建立されている。
    15世紀後半~16世紀前半頃に活躍した僧侶は生まれた時から白髪で、頭白 
   上人と名付けられていた。その頭白上人が亡き母の供養の為に建立したものと 
   伝わっており、県指定文化財となっている。
 竜神山・染谷佐志能神社                
    佐志能神社は、石岡市に所在する竜神山東面の南北に位置し、南側を染谷佐志能 
   神社、北側を村上佐志能神社と呼んでいる。
    祭神は両者ともに竜神で、二社で一対の竜神を祀る神社と認識されている。
    例祭は4月1 9日で、当日には「染谷十二座神楽(石岡市無形民俗文化財)が奉
   納されているようです。
    また、竜周辺では、宅地造成の下地・線路の敷石・アスファルトやコンクリート
   の原料等に使用されている砕石(変成岩)の採取が行われている。    
石切山脈
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石造五輪塔  忍性の後に三村山極楽寺の長老となった「頼玄」の墓塔
 真壁石灯籠         
    真壁周辺は良質な花崗岩が算出することで知られ、中世から現在に至るまで 
   石造物や建築材として花崗岩が利用されてきました。江戸時代からの歴史を持 
   つ伝統工芸品「真壁石燈籠」は有名です。
  
  座王古墳群石棺         
石造地蔵菩薩立像