市の史跡・文化財へ
椎名家住宅(国指定重要文化財)
 現在「かすみがうら市市民学芸員の会」を中心としたボランティアにより、清掃・保存
活動が行われ、後世に遺すべき地域の宝物として大切に守られています。
 公開事業として、平成27年度は「 江戸時代を遊ぼう!」というテーマで3/6(日)に
「むかし遊び」。 3/26(土)に「お茶会」。3/27(日)午前に「古民家撮影会」。3/27
(日)午後に「琴・尺八・日本舞踊 発表会」の4回のイベントを実施しました。
 かすみがうら市加茂地区に所在する椎名家住宅は、江戸時代前期(1674年)に建立さ
れ昭和43年に重要文化財として国の指定をうけました。東日本における民家では最も古い
建物といわれています。
 平面積146.55㎡、桁行15.3m、梁間9.6mの寄棟造、かやぶきの形式です。
 この住宅は昭和45~6年解体修理を行い、建立当時の姿に復元したものである。
 形態からみると、直屋(すごや)で間取りは「ねま」が「ひろま」の後方へ張り出す変形ひろ
ま型で、このような形式は全国的にみると千葉県北部から茨城県南部にかけて分布する特
異な間取りで椎名家はその典型である。
 
平成28年3月26日(土)       茶 会
当久保田社中 5名でおもてなしをいたしました。
椎名家歴代墓地
屋敷内にある不動堂
 椎名家は寛永(1620年代)以前から、この地に住み、代々椎名茂右衛門
を襲名した旧家でいろいろな村役をもつとめた家柄です。
「よこざ」に設けられている「いろり」
「ざしき」の北面にある「押板」という古い形式の床の間
奥行きが浅く約30cm
「ひろま」の上の梁組み
28年度   平成28年10月30日(日)    第二回目の茶会
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