平成21年12月13日 かすみがうら市茶道連合会主催の第24回「季節のお菓子で
お茶をどうぞ」の茶席を市の施設「働く女性の家」にて当社中が担当いたしました。
元禄14年12月14日(今から300年前) 赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日です。
討ち入りの趣向で道具を取り合わせてみました。
14日、その日は吉良邸で昼間から夜間に及んで茶会が催されていたそうで、その茶
会では四方釜や信楽の水指や桂籠の花入等が使用されていたようで、一部再現してみ
ました。
薄器 不白好 雪輪蒔絵大棗
茶杓 銘 無事
替茶碗 金砂子 老松
菓子 そば饅頭 雪輪の焼き印
47士の浪士が無事に本懐が遂げられるように、心を一つにしていろいろとそなえてきま
した。
釜 四方釜・・畠春斎
水指 信楽耳付・・上田光春
※ 残念乍ら ホームページの容量が残りわずかになってしまいましたので、
写真を沢山掲載できなくなりました。
軸 「円相に心」・・大亀老師
花入 桂籠
炭香合
雪がしんしんと降っている夜の寝静まった頃、討ち入り前に「蕎麦屋」の二階に集結して
身支度を整えて討ち入った。浪士の大高源五が茶室で桂籠を発見し、その籠を白の絹布
で包み槍の穂先に掲げ、「炭小屋」で見つけた上野介の首であるかの如く装って、浅野家
の墓のある「泉岳寺」へ向かった。