明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
今年もまた日本古来の習慣にならい、結び柳に炭飾り・香合を床にしつらえ、迎春を慶び昨年
同様の道具に又出会えたことの喜びを大福茶で分かち合いました。
今年は暖かで穏やかな日和でした。9時半に寄付(西山軒の水屋)に入り、身支度を整えて皆
で年頭の挨拶を交わし、待合(小間 道友庵)に移り、汲出の「桜茶」を喫し「花びら餅」をいただ
きました。
今年も例年の如く、東・半東は社中の生徒二人が担当しました。
干支の牛・松
蓋置 箔散突羽根
茶杓 輪島塗 松竹梅
薄器 帯七宝蒔絵 溜大雪吹
I さん
K さん
K さん
K さん
H さん
Y ちゃん
例年の如くお薄は最初と最後を半東のFさんが勤め、交代で薄茶を点てました。
本歌は共筒に
「万代を君にまかせて松かへのふかき緑も色をそふらん」と歌書されています。
流祖不白作写
竹茶杓「松が枝」
茶入・仕服は前年と同
茶杓・松が枝
炉縁 高台寺蒔絵
輪島塗
銀碗はお顔と同じ大きさ?
銀の正客
金の正客
「大福茶」でお濃茶を
東のO さん
紅白椿
軸 「無事是吉祥」
結び柳に炭飾り
松竹梅 羽子板
本 席
昨年の暮、露地一面に紅葉が敷かれてありましたが、紅葉を取り払って松葉を敷きました。
今年も動座して「千代田カントリーゴルフ倶楽部の迎賓館」にてお懐石を楽しみました。
※ 4人の生徒が欠席でした。全員揃っての初釜は無理でしょうか?
干支 絵馬に丑絵
吉祥文
黒楽 銘 吉祥
N さん
K さん
Y さん
最初と最後は半東のFさん
順次、露地に出て蹲にて手と口を清め本席の広間茶室に通ります。
汲出の桜茶を喫し・・・
花びら餅
N さん
干支 「春風一笛」
「十牛図」六番騎牛帰家の色紙
「十牛図」は中国の廓庵禅師が禅の悟りを一頭の
牛と牧童とに例え、得悟の過程を十の図解によっ
て説いたものです。
六騎牛帰家
十五にして学に志し、三十にして立ち、四十にし
て迷わず、五十にして漸く天命を知るは、あばれ
る牛を手なづけて騎り行く如し。
K さん
待 合
干菓子