平成19年3月3日(土)にかすみがうら市茶道連合会主催の第20回「季節のお菓子
でお茶をどうぞ」の茶席を市の施設「働く女性の家」にて当社中が担当いたしました。
高価なお道具は何一つございませんが、雛の節句に因んだお道具を取り合わせて
みました。
「雛の節句」の起こりは、3月の一番最初の巳の日(上巳)に水辺に出て身の不浄や厄
を祓う「みそぎの行事」として中国から伝わり、平安時代の頃に3月3日に定められ、そ
の後紙で作った人形に災厄を移し、川に流して無病息災を祈っていました。貴族達の優
雅な「曲水の宴」の催しがその一つでした。
江戸時代になって、雛人形の段飾りになり、昭和に入ってから七段飾りになりました。
Fさん
お通い初デビューの
O さん
お点前初デビューの
Hさん
お点前初デビューの
Yちゃん(小4年生)
I さん
お通い初デビューの
S さん
鼓形茶器・・・加賀蒔絵 祐斎
茶杓・・・五節 笛
蛤棚 菱形の水指(小萩窯 厚東建信)
替 雛の絵
主 花三島 奇泉窯
和菓子 ひちぎり
京都では「雛まつり」の菓子としてよく使われていて、
草餅の「よもぎ」は邪気を祓い寿命を伸ばしてくれ、ま
た引きちぎることで数を増やし多産を示しているところ
から縁起菓子として用いられているようです。
蛤香合・・・享保雛
対の貝以外合わない事から女子の貞節を表し嫁入道具の一つとされていました。
雛の絵画賛 春風
九谷 耀変耳付花入