明けましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
新玉の歳の初めを祝して日本古来の習慣にならい、結び柳と胴炭に水引を結んだ炭飾り・
香合を床にしつらえ、新春を迎えた喜びを濃茶一碗を頂くことで分かち合いました。
今年は、お懐石は料亭「霞月楼」にて楽しみました。そのため時間の都合上、炭点前を省
略いたしました。
銀茶碗のお詰め
銀茶碗はお顔と同じくらい
の大きさですね・・・
火入・・愛用していた
梅文 湯呑
川上祥三郎作
本 席
生徒達は9時45分頃に集合し、身支度を整え「西山
軒」の寄付に通り年頭の挨拶を交わし、そのあと京都
三千院の「金色不動茶」の汲み出しを喫し、主菓子の
「花びら餅」をいただき、手水鉢にて手と口を清め茶
室へと・・・。
割烹「霞月楼」(創業 明治22年)には、香澄亭(広間)・梅寿庵(台目)の茶室があります。
主茶碗 益子焼 銘日の出
Oさん
Sさん
Uさん
Yさん
Nさん
結び柳・・・青竹(これには水は入れません)
紅白椿・・・拭漆の花入
ML会員 辻徹作
無事是吉祥 太玄筆
普段のお稽古の都度「手水鉢」
を使っています。
色紙 画賛「一聲」 慈眼寺住職 澤宗津
トップへ
薄器 帯七宝蒔絵
井筒鳳斎
I さん
水指 朱手桶 表完作
茶入と仕服は昨年と同じ
茶杓・・千年の翠
薄 茶
寄 付
「霞月楼」にて
替 仁清写 色絵干支の
酉 小野山若水造
蓋置 箔散突羽根
金谷浄雲作
替 九谷焼 トルマリン松
竹梅 山上義正 造
薄器・茶杓の拝見をしているところです。
お干菓子は梅(和三盆)・松(琥珀)でしたが
うっかりしました。
Fさん
銀茶碗の正客
金茶碗の正客
亭主
煙草盆は正客の位置を
示します。
巻煙草入・・・待庵古材
白鶴香合
縁高の扱いが始めての生徒
にとって良い勉強になったと
思います。
Nさん
Kさん
Kさん
茶杓 輪島塗 松の葉
濃 茶 島台茶碗 松楽造
金銀を内に刷いた色彩も鮮やかな茶碗を重ねることは、喜びを重ね、めでたさを表
しています。
お濃茶が終わり、座布団をお運びし、お干菓子をお出しして、薄茶が始まります。
生徒たちが交替でお薄を点てました。
※ 高価な道具ではありませんが、手持ちの中からふさわしい道具を選んでみました。